帝国データバンク通信販売業者174社動向調査
帝国データバンク 帝国タイムス4月5日号の1面
通信販売業者174社の動向調査によると
テレビ、新聞などによる既存メディアによる広告媒体での販売は伸び悩んでいるものの
スマートフォンやタブレット普及によりネット通販が浸透し、通販市場が拡大しているということですが
業種業態によって、好調不調の差があるようです。
オフィス・飲食料品・家具家庭用品は好調
家電は昨年大幅に落としたがおととしの水準に持ち直し傾向
アパレルは苦戦となっている様子です。
アパレルの不調を円安などによる影響と分析していました。
私は単にアパレルの通販での不調はこうした仕入れ価格だけの問題
ではないと考えます。
通販で消費者が購入する対象は
・どこで買っても同じ品質のもの(大メーカー既製品)
・通販でしか購入できないもの
・比較検討をして安価なもの
・直ぐに手に入るもの
こういった傾向があるなか、アパレルは比較的上記条件に含むアイテムが限定されていて
消費者意識としては、メインは店舗で購入し、店舗を補う意味で通販を利用するという
使い方がおおいようです。
とくにアパレルは、消費者にとっては「選択をする自由」「選ぶ楽しみ」がもっとも味わえる
買い物のひとつですから他の業種に比べて通販対応としては特殊な商材となって
いくことと思われます。
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