会社はTOPの能力だけではないとは思いますが
日産の2024年半期決算の内容がとても厳しいものになっています
かつてはトヨタと二分する人気とシェアを獲得していた日産
私がまだ社会人なりたての90年代、日産の車といえば高性能でスポーティ、スカイラインやフェアレディZ、シルビアなど運転好きの若者に高く指示されていました。
ミニバンだってエルグランドなどは当時国産車唯一の大型8人乗りミニバンだったという事もありとても人気がありました
世界初の常用電気自動車も日産のリーフでしたし、けっして技術が劣っているわけでもなかったと思います
しかし、現在の日産の業績は国内自動車メーカーの中で最も利益が低く、円安が解消されてしまうと途端に赤字転落してしまうような状況になってしまいました。
カルロス・ゴーン社長の指揮の元、業績を回復させた過去もありましたが、その後の魅力ある商品づくりという点で、なにか問題があったと思います。
企業は現状維持を続けようとしても、毎年8%程度の業績低下をするといわれています。
逆に攻めて、業績を伸ばす努力をしていても、なんとか業績が維持されているという状態になることが多いです。
会社は経営者の能力だけではないと思いますが、どのように自社の強みを生かし、業績を上げていくためのかじ取りができるかを模索できるかどうかとても重要だと感じています。
日産のこれからの奮起にも期待したいです。
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