1ドル160円だった時代
先週、1ドルが160円台の円安になり大きな話題になりましたが
日本が未曾有の好景気だった1985年ごろの為替は1ドル230円前後といった感じでした
現在の為替からするとはるかに安い円でしたが、1985年のプラザ合意により1ドル130~150円ほどの円の価値となり現在まで続いています。
あのころ様々な製品が日本で製造され世界中に輸出されていました。日本製製品が世界中を席捲していた時代だったと思います。
1ドルが130円台から160円台になったとしてもプラザ合意前の円の価値からしたら全然高いわけですからあの頃の産業構造に戻すわけにはいかないですし、そもそも労働人口があの時代とまったく違います
バブルという未来に当てもない価値を期待していたよく意味のわからない高景気を経験して、ずっと不況にあえいでいると言われる日本経済ですが、逆にいうと30年以上物の価値を変えずに生活レベルも維持してきているわけですから絶妙なバランスの経済状況だったのではないかとも思います。
こんな時代ですが、あのトヨタ自動車は史上空前の5兆円という年間利益を出しました。本当にいい製品を作り、力のある企業はどのような状況でも成果をだしてくると感じます。
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