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4月なみの気温が続いた影響で東京では3月14日に桜の開花宣言がだされました
館林市周辺では3月17日に熊谷、3月18日に前橋と開花宣言がだされ、ちらほらと桜の花が咲き始めています
東京の平年では3月24日が開花、館林周辺では3月27日~29日ごろとなっていますので随分と早い開花となりました。
ここ10年くらい3月の下旬には桜が散り始めるような感じだったので、いままでは入学式と一緒に花見をするようなイメージだったのが
終業式のタイミングで花見をするような感じに変わってきたのかなと感じます。
今年はコロナの規制もなくなり、都内の公園では桜の花の下に大勢の人がやってくると思います。
日本の四季は春夏秋冬それぞれに個性があり、また季節にあわせて装いもあらためる習慣があったのですが
ここ最近は全体的に暑い方向に気温がずれているとみえ、春、秋、冬のそれぞれのらしさがうすれているような気がします。
わたしが小学生の頃は冬は耳がもげるかってくらい寒くて、庭や田んぼのあぜ道には霜柱が立っているのがあたりまえでしたが、ここ10年くらい霜柱とかあまり見かけなくなったように思えますし
春の温かさ、秋の涼やかな感じも感じる事がすくなく、すぐに真夏並みの気温になってしまうように思います。
私はよく、運送便トラック業界は一般住宅の建設業界に似ているとお客様に説明しています。
トラック業界の事業者規模はどのようになっているかご存知でしょうか
貨物自動車(トラック)保有台数での事業者割合は全国平均で
10台以下・・・33%
20台以下・・・31.2%
50台以下・・・26.8%
100台以下・・・6.6%
101台以上・・・2.3%
車両を50台以上所有する大手トラック会社は全体の8.9% 10%にも満たない業界です
住宅業界を見てみましょう。
大手ハウスメーカと呼ばれる会社で作られる1年間の一般住宅は全体の20%程度と言われています
その他は年間20棟までの規模でつくる工務店と呼ばれる建築会社が作っているそうです。
企業規模とその割合で比較するとトラック業界と建築業界はよく似ていると思います。
さらに大手建築会社は建築にかかわる部分を地元工務店に委託している場合もあり、その割合も含めると地場の工務店が実際に立てている家のの割合はさらに増えます。
この構造も運送トラック会社も同様で、配送地域や時期によって、大手運送会社で対応しきれない受注分を地場の中小零細運送会社に委託することでまかなうケースがとても多いです。
JAXAが開発をすすめる次世代液体燃料ロケットH3の発射が失敗におわりました。
JAXAのロケットは大型固形燃料ロケット イプシロン6号の発射失敗につづいている状態で、H2Aやイプシロン5号までの連続して安定した運用をしていた時期にくらべると本当にどうしてしまったのかと首をかしげる状態になっています。
東京オリンピックの大手広告代理店による談合が明るみになったり、三菱重工の国をあげたプロジェクトでいえば国産ジェット飛行機の開発が頓挫したり、少し前の話ですが超大型旅客船の製造がとんでもない赤字をだした上で頓挫したり、国をあげた産業やイベントに関するプロジェクトがことごとく失敗しているという状況がつづいています。
よく、官民あげて総力で取り組む・・・などといった大型プロジェクトへの取り組みが説明されることがありますが、
けっきょく官のお役所の方々は開発現場や作業にあたる人たちの実情や仕事内容を理解する事もなく、
国内最大手の御用達請負企業に案件だけ丸投げをして、それが下請け、さらにその下請けと案件の内容が伝言ゲームのように無駄な時間をかけて伝わっていき、
結果として、仕事の精度は希望した内容どおりにできず、伝言ゲームの時間の分だけ無駄な時間がかかり、中受けにマージンが抜かれるため、予算に対して実行する企業や作業員の取り分はスズメの涙になるという事態。
これ、1950年代の東京オリンピックや1970年の大阪万博の時代なら「ああ、アナログ時代の仕事だからな」だったかもしれませんが、今はもう令和の時代、2023年ですよ。
1950年ごろの少年少女が夢のような未来思っていた時代それが2020年代だと思うのですが
やっていることは旧態依然としたシステムの中で、仕事をさせるほうもさせられる方も右往左往しながら動き、結果としていい仕事になっていないまま巨額の無駄な経費だけ計上して終わる。
こんな不誠実な時代に、不誠実な国になるなんて1950年代の少年少女は思っていたのでしょうか?
でもまあ、こんな時代においしい汁を吸いたくて暗躍している人が1950年代に少年少女だった人達の中にいて、その周辺の人々がその恩恵にあずかれているだけなのかもしれませんが。
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