大きな事故を経験して対策を講じること
韓国ソウルの繁華街で群衆雪崩が起こり、150人を超える死者が出ました。
10~20代の若者が大多数という事で大変痛ましい事故だと思います。
日本でも過去120名を超える群衆事故が起きています。
1956年1月1日 - 彌彦神社事件 新潟県西蒲原郡弥彦村の彌彦神社で初詣客が殺到。死者124名、重軽傷者77名。
記憶に新しいところでは、2001年7月21日 - 明石花火大会歩道橋事故。花火大会の終了後に起きた群衆雪崩により11名の死者がでました。
犠牲者の多くが小さな子供達だったこともありこのような事故を繰り返してはいけないという事で、様々なイベントで対策が取られるようになりました。
その後、各地の花火大会や初詣、大きなイベントなど、官民あわせた警備や人の誘導が行われています。
今年の渋谷のハロウィンの雑踏でも、多くの警察官が例年警備にあたっています。
予想できない、または予想を超える事態により大きな事故や悲劇が発生する事があります。
その時、その場に居合わせた人はなすすべもなくこうした事故に巻き込まれてしまいました。
しかし、そのような事故を繰り返さないように、対策を行う事の重要さを私達は知っています。
労働災害についても全く同じで、毎年、労働災害に関する事例を確認し、同じ環境で同じ事故が発生しないよう
全国の職場で情報共有がされています。
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