実は人手がかかる自働化
とあるスーパーでの無人レジコーナーが「人手不足の為、セルフレジコーナーは閉鎖します」という看板があがり使えなくなった。
無人のセルフレジが人手不足で使用不能ってどういうこと?!と思いましたが
実はセルフレジは営業終了までにすべての台数を清算しないといけないらしく、それを行う人員が足りないという理由だそうです。
一見、人手が必要ない自働化、無人化の業務でも、何らかの人の管理が必要になることがほとんどで、そこがままならなくなると逆に機械そのものが停止してしまう。こういう事態はこれからも様々な分野で発生するのだろうと思います。
物流の世界も、配送トラックや倉庫内入出荷業務、個人宅配送業務など、さまざまな分野で無人化、自働化の取り組みが進んでいます。
現状、無人化できたとしても利用できる範囲は非常に限定されて、すべてのニーズにこたえられる状態にはなっていません。
イレギュラー対応まで含めた対応を自動でこなそうと思ったら、機械の精度を人間並みにするしかないですし、
逆に自働化に対応できる事象のみ限定した運用に特化した場合、一定割合の非対応な顧客に対してまったく対応ができない状態になりますし
このあたりの裁量は難しいと思います。
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