AUの大規模通信障害
先日の土曜日から日曜日にかけてまる2日間、AUで大規模な通信障害が発生し、さまざまな産業に影響がでました。
1990年代、携帯電話が普及しはじめた頃には考えられなかったくらい、今の社会は携帯電話通信網が社会の基盤に取り入れられています。
日本では大手3社がこの通信網をほぼ独占している状態となっているので、1社が大きな問題を起こすと日本の大部分でその影響がでます。
今回物流の世界ではヤマト運輸がこのAU通信網を利用していたため、特に着配業務で影響があったようです。
最近では電力不足や空梅雨による水不足も問題となっていますが、ネットワーク通信網も現在の重要な社会インフラです。
今回は、AU内のルーターの一部のトラブルから発生した事象のようですが、
これが高速道路や水道、ガスなどの設備だと、影響を受ける範囲はその問題のあった部分の周辺に限られることが多いですが
このネットワーク通信網は一部の生涯が全国に、しかもただちに波及してしまい、復旧するまでの影響も大きいというのが厄介だと感じます。
アメリカ政府が5G通信網の基幹設備に中国製品を使わないという方針をだしていますが、こうした事態を見ると、ネットワーク通信網の基幹部分には少しでも怪しい部品や設備を使わないのが正しい選択なのだと感じました。
あとは、こうした事態に備えて、どれだけトラブル発生時に回避する手段を用意できるかどうかですね。
このあたり、絶対に事故を起こしてはいけない原子力発電と同じで、2重3重のバックアップ手段が必要になると思います。
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