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2022年6月20日 (月)

世界のインフレ上昇と賃金

最近、世界のインフレ率と平均、最低賃金の比較がマスコミで取り上げられています

バブル崩壊時期1995年前後からいままで日本は賃金も物価もあがらない失われた20年、30年といわれて久しいですが

わたくしが1995年ごろ働いていたアルバイトの賃金は時給500円でした。

現在の全国平均での最低賃金は930円

約25年で1.86倍といったところでしょうか

しかし、物価指数でみると、食品などの物価上昇はほとんどなし。

平均賃金は95年基準で同様かわずかに下がっているという事らしいので

アルバイトなどの非正規雇用時給が2倍近くまで上がっている中、物価がかわらず、平均賃金が下がるということは

正規労働者割合が減って、非正規雇用が大幅に増えた事と、95年当時高所得だった労働者が定年退職などで職をしりぞき、正規労働者の平均所得が大幅に減った事くらいしか原因が思い浮かびません。

海外の賃上げが、物価上昇によりやむなく上がっているのか、物価上昇により企業に余裕があって賃上げができているのか

実際にそうした地域で生活をしているわけではないのでわかりません。

こうした実態を詳細に調べ、世間に広く伝える事のできる大手マスコミは相変わらず下らない番組を作っているだけで我々には海外の事情を知る由もありません。

明日に不安を感じずに生活が出来る事が我々が望む幸福な日常だと思います。

今後の賃上げが我々の生活にとって喜ばしい実情に伴う事を切に願います。

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