地震の影響で電力不足
3月16日深夜に宮城県で発生した震度6強の地震で
電力不足という影響が出るとは思ってもみませんでした。
11年前の東北大震災の時に経験した計画停電やそれにもとなう社会的に対応した大規模な節電
この節電の対応によって夜の街は一時薄暗くなり、家庭や事務所などで使う証明は、蛍光灯からLEDに一気に差し替えが進みました。
現状、電気というエネルギーは使用者が使用直前に必要分を貯めて使うという事が100%できません。
一部、スマホやノートパソコンなどのバッテリーを使う機器については、必要分を電池に貯めてから使用する事ができますが
照明、家電、工作機械、電車などの交通機関など、電気を使った物の大多数は、発電施設で作られた電気をそのまま使うしか方法がありません。
太陽電池で作られた電気も、貯めておくことができません。作ったそばから近隣の住宅で使用をして終わりになります。
現在自動車もBEVへの切り替えが進められています。
発電という視点でいうと、これから先、ガソリンや重油、軽油などを使用していた機器が電気に置き換わった場合、必要なエネルギーをどこから供給を受けてどのように使っていくか、まったなしの状況で環境整備が必要な時代に入っています。
こうして考えると、エネルギーの元としては、化石燃料というのは本当に扱いやすく、産業革命以降約200年の間、仕事や生活の中の中心でだったのは当然だったのでしょう。
発電する方法は沢山開発されてきましたが、化石燃料に変わって、どのように手元にエネルギーを蓄える事ができるかが重要な事になってきたと感じます。
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