覇権主義という恐ろしい思考
ロシアのウクライナ侵略は、多数の犠牲を出していまも続いています。
ロシア、ウクライナ双方の兵士に死傷者が出ているのはもちろん、侵略されているウクライナ側では幼い子供や一般市民も大勢犠牲になっています。
私達は教育の中で、太平洋戦争の勃発とその結末を学びました。第二次世界大戦の前、世界は植民地と植民地を持つ覇権国に分かれ、覇権を持った国はその国力を維持する為、その領土拡大を目指す国と防ぐ国に分かれ世界が真っ二つになりました。私達は戦争によって得るよりも失う物の方が多く、そして戦争によって得た物は何も生み出さない事を学びました。
ロシアが今行っている事は世界大戦後に秩序ある世界を作ろうとしてきたすべての人類の願いに対する冒とくです。
ここにはなにも正義はなく、ひたすらに自国の有益だけを目指した、かつての覇権主義そのものでしょう。
このロシアの暴挙に対して世界はロシアへの経済制裁という手段で対抗をしていますが、それによって、ロシアからの天然ガスの提供や、小麦の不足など、我々の生活に悪影響を及ぼす事態が発生すると思われます。
生活用品や、食料が大きく値上がりする可能性が高くなりますが、こうした負担は、苦しんでるウクライナ市民の為だと思い私たちも少しの辛抱をする気概でいたいものです。
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