半導体と原油不足の物流への影響
半導体不足と原油供給不足の日常生活への影響が出始めています。
新型コロナによるパンデミックが広がる前はどちらも問題なく供給されていましたが
このパンデミックが収束を迎えようとしている状況の中でどちらも供給が不足しています。
・新型コロナ過の中で、需要が減り、減産をしてきた
・コロナ過が収束する見通しがたち、減少してきた需要が一転、大幅な需要増となった
・半導体も原油も供給する国や地域が限定されていて、需要に対する供給増がすぐに見込めない
こうした似たような状況が半導体、原油同じように発生しています。
特に自動車関係では、現在の自動車の制御に必要な様々な種類のチップの入手が遅れ、コロナ過が収束の見込みで需要が増えているにも関わらず、減産をせざるをえない状況が発生している上に、原油高によるガソリン高騰もあいまった状態になっています。
現在運用されているトラックなどの輸送便は原油高が、今後の需要に関しては新規トラックの手配が大きく影響を受けそうです。
今年も年末が近づいてきました。年末の物流業界の最繁忙時期でのこの状況は大変不安がありますが、様々な運用手段で乗り越えていく必要があります。
今後の半導体と原油供給の進展と動向には要注目です。
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