欧州で人気のモータースポーツ
日本ではまったくといっていいほど話題にならないモータースポーツ、WRC(世界ラリー選手権)
欧州ではF1と双璧をなすほど人気のレースですが、日本では知る人ぞ知るといった感じです。
90年代から2000年初頭までトヨタ、三菱、日産、マツダなどのメーカーが凌ぎを削っていたのですが
その中でも群馬に工場を持つSUBARUはこれら大メーカーを相手に製造者分門で3回、ドライバー部門で3回
年間優勝を飾るという偉業を成し遂げました。
当時、都内に努めていたのですが、故郷のメーカーがつかんだモータースポーツ世界一の称号に興奮し、
また、年間十数回世界各地で行われるWRCのレース結果にも一喜一憂したものです。
2009年のリーマンショックのあおりで、スバルを含め日本のほとんどのメーカーからWRCから撤退をしてしまい
欧州メーカー中心の大会になっていましたが、2017年からトヨタが復帰し
今年、製造者部門とドライバー部門の年間ダブルタイトルを獲得するなど、90年台後半を彷彿をさせる活躍をしています。
本来ならば、昨年と今年、11月に愛知県でWRC第12戦ラリージャパンが開催される予定だったのですが
新型コロナの感染拡大の為、中止となってしまいました。開催されれば2010年まで北海道で行われていたラリージャパン依頼の盛り上がりだったと思いますので大変残念です。
今年、東京オリンピックの自転車ロードレースで、日本の街中や神社を大勢のロードバイクが疾走する姿に驚いた日本人が多かったですが、日本の田舎道をもの凄いスピードで走るラリーカーは、もっと多くの日本人を驚かせるに違いありません。
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