物流事業の人件費が今後上昇していきます
今年の10月に引き上げられる各県の最低時給の引き上げは、ここ5年間で最も大きい上げ幅になると予測されています。
全国平均で30円程度の引き上げとなる見込みですが、群馬県の場合837円だったのが865円へと変わります。
また、これからの法改正では
2022年10月に101人以上の従業員規模の会社で、週20時間以上の労働者に対する社会保険の加入が義務となります。
これは、企業と働いている人両方に保険支払いが発生するため、短時間労働しかできない環境の方々には大きな影響が出ると同時に、パート、アルバイトでの運用を中心に行っている業種では、人件費コストが増える要因となり、物流費の増加が見込まれます。
週20時間以上の社会保険加入は2024年からは中小企業も対象となってきますので、この影響はより大きくなってくるものと思われます。
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