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2021年9月

2021年9月26日 (日)

コロナ感染数現象も海上コンテナ不足の混乱続く

物流業界で切っても切れないくらい重要なアイテムが海上コンテナです。

40ft、20ftのコンテナはサイズや仕様が統一され、海上輸送だけでなく、荷上げされた際もそのままの状態で保持ができたり、陸上輸送がトレーラーによって簡易になったりと大量物流の輸送になくてはならない存在です。

そんな海上コンテナはコロナ禍の中、空コンテナそのものが不足したり、コンテナ輸送船が不足するなど混乱が起きました。

物流に使用する施設設備の中でコンテナやパレットはいわば持ち回り品で、物流波動があっても大きく不足したりしないよう絶対量は確保されています。しかしコロナによる物流の停滞で、コンテナに保管されたままの状態の商品が滞留した結果、コンテナ不足が発生し、その後コロナ禍からの回復が始まると、コンテナ輸送船の絶対量が不足した結果、輸送費用が高騰するという事態になりました。

商品価格への影響を考えると、コロナ禍の中で原材料の高騰に加えて海上輸送費用の高騰は価格上昇の要因となります。

この点はメーカーやバイヤーの企業努力だけではどうにもならない事象なので、今後も動向にも注意が必要です。

2021年9月21日 (火)

物流事業の人件費が今後上昇していきます

今年の10月に引き上げられる各県の最低時給の引き上げは、ここ5年間で最も大きい上げ幅になると予測されています。

全国平均で30円程度の引き上げとなる見込みですが、群馬県の場合837円だったのが865円へと変わります。

また、これからの法改正では

2022年10月に101人以上の従業員規模の会社で、週20時間以上の労働者に対する社会保険の加入が義務となります。

これは、企業と働いている人両方に保険支払いが発生するため、短時間労働しかできない環境の方々には大きな影響が出ると同時に、パート、アルバイトでの運用を中心に行っている業種では、人件費コストが増える要因となり、物流費の増加が見込まれます。

週20時間以上の社会保険加入は2024年からは中小企業も対象となってきますので、この影響はより大きくなってくるものと思われます。

2021年9月 8日 (水)

物流網が下支えするコロナワクチン接種

65歳以下の新型コロナワクチンの接種が着々とすすんでいます。

私も先日1回目の接種を終えました。9月中に2回目の接種を受ける予定です。

地域差もあるかと思いますが、ワクチンの接種は希望日を平日にすれば予約を取ることも難しくなく、また、接種にかかる待ち時間なども短くなるよう会場内で工夫がされており、努めている会社の理解があれば、仕事中にぬけて接種してくることも容易かと思います。

こうしたワクチンの接種が多くの人にできるよう、ワクチンを輸送したり、手配、配送する部分では物流事業者の努力が下支えをしている部分が大きいです。

とくに、ファイザーやモデルナ製ワクチンは厳しい温度管理が必要となっており、また、近頃問題となっている異物混入しているワクチンのロットNo管理など、ワクチン入荷や利用の際の管理項目は多岐にわたっていると思われます。

11月には希望者全員への接種が完了する見込みというのも恐らく実現は確実だと思います。ワクチンの効果でコロナが沈静化していくと良いですね。

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