母の日のギフト、ネット通販売上倍増か?!
日本ネット経済新聞 3月25日号の見出しによると
母の日ギフトEC 売上2倍の企業も コロナ禍2年目、競争激化
となっています。
昨年の5月連休時期は、緊急事態宣言の真っただ中で、街中にはマスクも消毒液も足りず、新型コロナ感染への警戒感が官民そろって極めて高かった時期だと思います。
そんななか、いつもなら5月の連休時期に実家に帰省をして母の日を迎えていた人たちが、帰省がかなわないためネット通販で贈り物を送ることが多かったらしく、母の日ギフトを扱うネット通販各社は売り上げを伸ばしました。
今年の見通しも、昨年同様かそれ以上の売上になりそうだということです。
ここでポイントになるのは、他の贈り物と違い、母の日ギフトの場合は、5月2週目の日曜日
5月9日を最終日としてギフトの送付を完了させないといけないという、物流側の配送日程を逆算した受注、出荷体制を用意しないといけない事です。
このような最終日が決まっているギフト形態は、クリスマス・お正月などではいままでも大量の受注、出荷対応がみられましたが
今回のような母の日需要は今後も同程度に推移するかわからない状況の中で、各通販会社は準備対応におわれています。
母の日ギフトの受注ピークはゴールデンウィークの前半になるとは思いますが、今期がどのような最終売上になってくるのか
動向を見ていきたいと思います。
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