味気ない便利さよりも達成感ある不便さ
新型コロナウイルスの感染者数は一定人数を境に増えたり減ったりを繰り返し、
通じてみると感染が収まるという状況にはまだまだならないという印象です。
しかし、個人の感染対策が進んできているようで、一般施設などでの大規模なクラスターの発生は少なくなっているようで、これは、大勢の人が出入りする施設が、入場者への感染対策をしていたり、またそういう場所へ行く人自身が感染に気を付けていたりするのが効果として表れているのかもしれません。
それでも、新型コロナが蔓延する前には土日は大勢の人が集まっていたショッピングモールや映画館などは、以前の人の入りにくらべるとだいぶん少ない感じで、まだまだ経済への影響は大きいと感じます。
週刊通販新聞では、大手通販会社の業績が新型コロナウイルスの巣ごもり現象から軒並み業績アップが伝えられています。
ネット通販での買い物は非常に便利で、手間いらずという事もあり、いままで利用をしていなかった人たちも、この事態によって利用しだしたケースも多いようです。
しかし、こうした便利で手間いらずなネット通販ですが、余暇の過ごし方として街中にショッピングに行くことを楽しみにしている方々も非常に沢山います。
目的があって出かける事もあれば、とくに目的もないけど出かけて、そこで見かけた新しいお店や新しい商品によって、生活がより豊かに感じられる事も多いようです。
アフターコロナでの流通や商売の形がどのように変わっていくのかはっきりしませんが、
今回の事で利用が増えたネット通販は引き続き堅調に業績を伸ばしていくと思います。
しかし、人は、本質的に、外に出かけたい、新たな発見や出会いで生活や人生を豊かにしたい、という欲求を持っていると思います。
そうしたニーズをとらえた上で新しい価値観のある店舗や商店が沢山生まれるのではないでしょうか。
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