子供たちは夏休みコロナ禍での経済はどうする?
公立小中学校は8月1日から夏休みになったところが多く、通常でしたら海や山など行楽地に家族連れが沢山やってくる季節です。
コロナ禍の中で、政府はGOTOトラベルキャンペーンなど経済を立ち直らせようと躍起になっていますが
東京都内だけで約500人の新規感染者がみつかり、全国でも1000人以上の感染が広がる中
安心して行動する事ができない状況が続いています。
なんでもかんでも日本政府の責任にしてもしかたがないという感じでもありますが、我々一般市民がこれから新型コロナウイルスが世の中に存在する中で生活を続けるために、必要にして十分な基本的な対策というのを、日本全国に大々的に啓蒙する事が、GOTOトラベルなどの経済再生の行動の前にまず必要なのではないかと思います。
具体的にこんなことやってもらったらなぁと思うのが、NHK、民放すべての放送局とYOUTUBEなどのオンデマンド動画で
日時時間を合わせて一斉に、新型コロナウイルスとの生活、経済活動について正しい行動の仕方と現在の状況を1~2時間
免許の教習所で見る動画のように実態の生活様式に合わせた形で国民にレクチャーする機会を作ることです。
そもそも、「日本は民度が高い」などと言っている人がいますが、その根底は日本国民がみな小学校からの共通した義務教育を受け、なおかつ日本の文化の中に根付く、子供が大人に成長する過程で与えられる様々な行事や祝い事などを通じて、自分の立ち振る舞いや他人との協調などを学んでいくからです。正しい知識と行動原理を伝えることが何よりも重要だと思います。
地震や災害に備えて、全世帯に「ハザードマップ」が配布されました。これも災害に対しての正しい知識と行動の指針の為に必要な事です。
同じように防疫についても、正しい知識と行動を全国民に指針として正しく伝えるべきです。
これが今現在ぶれていて、なにが正しい行動なのかわからないのが現在の日本の姿だと思います。防疫システムよりもまずは、国民一人一人が持つ正しい知識と行動が重要です。
過去、米ソが激しい核開発を行い、核戦争が起きることが現実に近かった時代、アメリカでは、核ミサイルの攻撃があった場合は、「直ちに安全な場所(机の下など)で伏せましょう。」という教育を行ったそうです。
これ、核ミサイル落ちたら伏せただけじゃなんの危機回避にもならないでしょと思いますが、これがスイスだと国民全員分の核シェルターがあって、そこに避難する事ができるそうです。
日本の防疫指針も、例えば核ミサイルが落ちた時に「伏せる」か「国民全員にシェルターを用意」するかどの程度の対応になるかわかりませんが、それでも指針が出ればそれが基準となって社会生活を行う事ができるはずです。
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