GOTOキャンペーンの是非
東京都内の新型ウイルス感染の再拡大の影響で、全国にも感染が再度広がっています。
5月度の売上昨対比が5%以下という壊滅的な状況になってしまった観光業を救うため政府はGOTOキャンペーンで
国内環境を盛り上げようとしていますが、東京や大都市圏での感染拡大がこれだけ大きく報道されている状況では
このキャンペーンの実施にどれくらいの効果があり、また感染をさらに広めてしまうのかわからない状態です。
GOTOキャンペーンは7月22日から東京都内や若者老人の団体旅行を除外して実施されるということですが
群馬県では「愛郷ぐんまプロジェクト「泊まって!応援キャンペーン」」という県内宿泊キャンペーンを6/5から7/31まで
先着30万名を対象に実施しています。
このキャンペーンの特徴は、対象となるのは群馬県内でキャンペーン登録された宿泊施設に対して群馬県民のみが助成の対象となっているところです。1人1泊あたり5000円のキャッシュバックが受けられるこの制度、
予約、飛込どのような宿泊の手続きをしたとしても、宿泊当日にフロントに「泊まって!応援キャンペーンを利用したい」と伝えて身分証明を提示するだけで生産時に5,000円割引されるという、本当に明確で簡単な方法です。
私の家の近所でも、毎週週末ごとに利用している家族もいましたので、宿泊する側も旅館側にも非常に好評なキャンペーンだと思います。
7月17日時点で約24万人が利用したということなので、おそらく7月30日までに30万人に達成すると思われます。
この群馬県独自のキャンペーンは成功のまま終わりそうですが、6月5日スタートという新型コロナウイルスの感染が下火になっていた時期から開始され、都心に比べると感染者の少ない群馬県民だけを対象として、他県の宿泊者は対象外としたところが、すばやい実施決断と新型コロナ対策として妥当な対応ができているという点を特に高く評価したいと思います。
まもなく終了する群馬県独自の観光キャンペーンですが、この後GOTOキャンペーンが実施されると、群馬県の宿泊施設に様々な場所から観光客がやってくると思います。
感染が拡大していない地域であっても、長距離の移動に伴い、途中で感染するリスクが高まってきます。群馬県民だけを対象とした時と状況も変わってくるでしょう。
群馬県独自キャンペーンの成功を元にした地元地域民による地元経済の活性化へのアイデアを政府は考えるべきなのではないかと思います。
ポイントは人をあまり動かさないで多くの消費を導くことです。観光だけでなく、様々な分野で様々なアイデアが出せると思います。
私なら、「1回だけどんな商品でも消費税を無税にできるクーポン」の発行とかいいんじゃないかと思います。
車や家など高額商品を購入するきっかけになればいいのではないでしょうか。
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