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2020年7月

2020年7月30日 (木)

準備したことが不意になくなるという悲劇

本来ならば、いまごろ東京オリンピックが開幕していたのですが、新型コロナウイルスの世界的蔓延の為延期になっています。

これが、来年本当に開幕できるのかどうかは、ワクチンの出来次第になりそうですが、

開催するとして、受け入れ側の日本では、選手審判団や海外からの応援客、日本の観客、東京オリンピックのスタッフなど

かかわる人全員にPCR検査を受けられるような体制を作る必要があるはずで、検査が6時間以上かかる現在の検査方法ではとても対応できないはずですから、短時間で簡単に検査可能な検査ツールを大量に開発して準備する必要があるはずです。

そういった動きや、東京都や国が予算を振り分けるといった報道は一切見ることはなく、政府も都も内心「こりゃ中止だろ」という投げやりな雰囲気になっているのではないかと感じます。

東京オリンピック開幕に対して、各競技場の建設や準備だけでなく、

各国の選手のキャンプ地として日本の各自治体がそれぞれの国を迎え入れる為の準備をしていたはずですし

開会式や閉会式についても、おそらく演出や舞台装置、聖火台、ダンサーや演奏者などさまざまな準備がされていたはずです。

各競技の金銀銅メダルも、すべての競技について何百枚という数が準備されたはずですし

東京周辺で、海外や地方からの観光客を迎え入れるために、宿泊設備を整えたところも多いと思います。

全部、すべて準備したことが無駄になっています。長い時間かけて心血そそいでやってきた大会運営にかかわる労力と費用はすべて水の泡。

「中止にすべし」の声が大きいのは理由も含めわかりますが、選手を含め関係者の気持ちを考えると、軽々しく「中止」決断を部外者が声上げするのは惨い事だと感じます。

しかし、先ほど書き込みましたが、来年の延期に対して本気で開催に向けて準備をしようとしたら、コロナ対策としてかなりの対策をする必要があるはずで、その動きをまったく見せていないところをみると、日本全体がもはや諦めムードになっているのかもしれません。

戦う前にすでに新型コロナに負けているのが今の日本の姿なのでしょうね。

2020年7月21日 (火)

GOTOキャンペーンの是非

東京都内の新型ウイルス感染の再拡大の影響で、全国にも感染が再度広がっています。

5月度の売上昨対比が5%以下という壊滅的な状況になってしまった観光業を救うため政府はGOTOキャンペーンで

国内環境を盛り上げようとしていますが、東京や大都市圏での感染拡大がこれだけ大きく報道されている状況では

このキャンペーンの実施にどれくらいの効果があり、また感染をさらに広めてしまうのかわからない状態です。

GOTOキャンペーンは7月22日から東京都内や若者老人の団体旅行を除外して実施されるということですが

群馬県では「愛郷ぐんまプロジェクト「泊まって!応援キャンペーン」」という県内宿泊キャンペーンを6/5から7/31まで

先着30万名を対象に実施しています。

このキャンペーンの特徴は、対象となるのは群馬県内でキャンペーン登録された宿泊施設に対して群馬県民のみが助成の対象となっているところです。1人1泊あたり5000円のキャッシュバックが受けられるこの制度、

予約、飛込どのような宿泊の手続きをしたとしても、宿泊当日にフロントに「泊まって!応援キャンペーンを利用したい」と伝えて身分証明を提示するだけで生産時に5,000円割引されるという、本当に明確で簡単な方法です。

私の家の近所でも、毎週週末ごとに利用している家族もいましたので、宿泊する側も旅館側にも非常に好評なキャンペーンだと思います。

7月17日時点で約24万人が利用したということなので、おそらく7月30日までに30万人に達成すると思われます。

この群馬県独自のキャンペーンは成功のまま終わりそうですが、6月5日スタートという新型コロナウイルスの感染が下火になっていた時期から開始され、都心に比べると感染者の少ない群馬県民だけを対象として、他県の宿泊者は対象外としたところが、すばやい実施決断と新型コロナ対策として妥当な対応ができているという点を特に高く評価したいと思います。

まもなく終了する群馬県独自の観光キャンペーンですが、この後GOTOキャンペーンが実施されると、群馬県の宿泊施設に様々な場所から観光客がやってくると思います。

感染が拡大していない地域であっても、長距離の移動に伴い、途中で感染するリスクが高まってきます。群馬県民だけを対象とした時と状況も変わってくるでしょう。

群馬県独自キャンペーンの成功を元にした地元地域民による地元経済の活性化へのアイデアを政府は考えるべきなのではないかと思います。

ポイントは人をあまり動かさないで多くの消費を導くことです。観光だけでなく、様々な分野で様々なアイデアが出せると思います。

私なら、「1回だけどんな商品でも消費税を無税にできるクーポン」の発行とかいいんじゃないかと思います。

車や家など高額商品を購入するきっかけになればいいのではないでしょうか。

2020年7月13日 (月)

手ごわい新型コロナ

2020年も半分以上が過ぎていきましたが

今年は年初から武漢から広まっていって新型コロナウイルスの感染被害と対策ばかりに追われる日々で

生活も仕事も余暇もなにもかもが台無しになっていっているという感じです。

通常のインフルエンザだったらこの時期にはすべてなくなっているはずですが

7月に入り、都内を中心に一度は減った感染数が大幅に増えてきている状況です。

ほんとうに手ごわい新型コロナウイルスで、これから冬に向かう南半球では相当の感染報告がでていますし

アメリカでもまったく収束する様子が見えません。

本当なら、来週から東京オリンピックが開幕するはずだったのですが、1年延長をしたとしても開催は危ういのではないかと思います。

私は個人的にオリンピックは大好きで、各国で開催される五輪の中継や開会式など毎回楽しみにしているので

それがいよいよ日本で見れるというのがとてもうれしかったのですが残念の極みです。

新型コロナウイルスに感染していない人の方が国内では圧倒的多数ですが、感染リスクが世の中にあるかぎり様々な行動を自主的に制限する日々が続くでしょう。

 

2020年7月10日 (金)

最終的なサービスの品質は物流できまる

以前、トヨタ生産方式の勉強をしてた時に、トヨタOBの方に言われたのが

なによりもトヨタが他所に比べて勝っていたのは物流の分野だった。というのが印象に残りました。

車は売って終わりではなく、点検や修理で必要な車種ごとの何千、何万という部品を管理する必要があり

トヨタ共販の持つ物流ネットワークとトヨタ生産方式で培った自働化、効率化が最終的にはユーザーへのサービス満足度という形で販売を後押ししていったという事。

その物流=サービス品質そのものを体験する出来事が先日ありました。

自宅の洗濯機が壊れたので、近くの家電量販店に行って新しい洗濯機を購入した時の事。

洗濯機は大型家電ですので、自宅の配送手配をしてもらう必要があります。

配送までにかかる日数を確認すると、在庫があっても車両手配ができず、納品はなんと2週間後とのこと。

これでは毎日の生活に支障がでます。

別の量販店では、最短3日後には納品可能との事でした。価格は先に行った量販店の方が安かったのですが、納品日を優先して後に行った量販店で購入をしました。

さらに、先の量販店では聞かれなかった、納品時の洗濯機置場までの詳細な導線もこの量販店ではチェックリストができていて、かなり細かい家の状況まで確認をしていました。

これは搬入時に導線確保ができないという状況を回避するために必要な処理です。

この後に行った量販店は、単に店舗で物を売るだけでなく、顧客に商品を届けるまでがサービスという部分まで物流の視点を持ち合わせていることを感じました。

通販物流もそうですが、店舗での買い物も商品によっては、お客様の手元に届けるまで物流経路を使用する場合があります。

この物流環境が整っているかいないかで顧客の満足度がまったく変わってくる事が多いのです。

最終的なサービスの品質は物流できまる

以前、トヨタ生産方式の勉強をしてた時に、トヨタOBの方に言われたのが

なによりもトヨタが他所に比べて勝っていたのは物流の分野だった。というのが印象に残りました。

車は売って終わりではなく、点検や修理で必要な車種ごとの何千、何万という部品を管理する必要があり

トヨタ共販の持つ物流ネットワークとトヨタ生産方式で培った自働化、効率化が最終的にはユーザーへのサービス満足度という形で販売を後押ししていったという事。

その物流=サービス品質そのものを体験する出来事が先日ありました。

自宅の洗濯機が壊れたので、近くの家電量販店に行って新しい洗濯機を購入した時の事。

洗濯機は大型家電ですので、自宅の配送手配をしてもらう必要があります。

配送までにかかる日数を確認すると、在庫があっても車両手配ができず、納品はなんと2週間後とのこと。

これでは毎日の生活に支障がでます。

別の量販店では、最短3日後には納品可能との事でした。価格は先に行った量販店の方が安かったのですが、納品日を優先して後に行った量販店で購入をしました。

さらに、先の量販店では聞かれなかった、納品時の洗濯機置場までの詳細な導線もこの量販店ではチェックリストができていて、かなり細かい家の状況まで確認をしていました。

これは搬入時に導線確保ができないという状況を回避するために必要な処理です。

この後に行った量販店は、単に店舗で物を売るだけでなく、顧客に商品を届けるまでがサービスという部分まで物流の視点を持ち合わせていることを感じました。

通販物流もそうですが、店舗での買い物も商品によっては、お客様の手元に届けるまで物流経路を使用する場合があります。

この物流環境が整っているかいないかで顧客の満足度がまったく変わってくる事が多いのです。

2020年7月 6日 (月)

夜の街を狙い撃ち

新型コロナウイルスは、東京都内の1日の感染者数が100名という状況がつづいていて

私たちのような地方に住んでいる者は都内は本当に危ないと思っているのですが

都内近郊に住む弟家族はそんな危機感はなく、むしろ周りがあまり危機感を持って生活をしていないらしいです

同調圧力ならぬ同調油断になっているのではないかと心配をしてしまうのですが

昨日終わったばかりの都知事選で当選した小池百合子知事も、以前のような自粛や規制はとらない方針を立てているため

どの情報が正しくて、どんな行動が最適なのか曖昧で判断が聞かない状況が続いています。

いずれにしても、物流事業者にしてみれば、日本の物流拠点でもある東京を経由しないで運べる荷物はあまりないので

とにかく用心した行動が重要になると思います。

九州ではまたもや大雨による洪水が発生しています。また関東でも昨年のような参事がおきてしまうのではないかと戦々恐々とした気持ちです。

コロナも災害も普段の準備が一番大切かと思います。

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