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2020年4月13日 (月)

新型コロナでゆがむ人間関係

東京をはじめ日本各地で猛威を振るっている新型コロナウイルスの感染被害

政府の働きかけや、各種報道での感染被害の状況の伝わりにより、一般市民の防疫意識も高まってきた気がします。

 

しかし、この防疫意識が最近ちょっとおかしな方向にゆがんできている人が多くなった気もします。

・防疫の為のマスクを買い求める為、必要以上に外出して、ドラックストアなどの列に並ぶ

・スーパーの買い物に家族で出向いて1週間分の食料をまとめ買い。レジが長蛇の列になる

・外食などができないので友人同士で家に集まり、飲食をする

前提は「防疫の為に行動自粛がされているから」だとは思うのですが、目的の為の所作がすでに間違いの行動になってしまっている事がよく見るけられます。

新型コロナウイルス感染予防については「三密をさけろ」がスローガンになっています。

ウイルスの保菌者は人間自身なわけですから、すでに新型コロナウイルスに感染している人の体内には大量のウイルスが蓄積され、それが外部に放出されています。

この放出されるウイルスは、マスクをしていたとしても感染を100%防げるものではないそうですが、感染者からなんらかの接触をした場合、それが自身の体内に入ることで、感染してしまうことになります。

身の回りの家族や、職場の人たちがまだ誰も感染していないという前提ならば、

普段の生活で、保菌者と接触する可能性があるのは、上記の家族や職場の人と接触する機会が増えれば増えるほど危険が高まるわけです。

なので、政府や都知事、報道では、「他人との接触を控える」よう要請をしているわけです。

 

最優先されることは、家族や職場の人たち以外の人と接触しないこと、合わないこと。

 

マスクをすれば安全なのではないし、手をこまめに洗えば完全に防げるわけでもない。

パソコンで言えば、インターネットへの接続や外部パソコンからのデータの移動をしなければ、あらゆるコンピュータウイルスの感染が防げるわけですから、人間も同じですね。

マスクは安全の為に使うものではなく、多少の安心感を得られる程度に認識した方がいいでしょう。

無いよりはマシでしょうけれど。

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