年末年始の風習
2020年の年賀状、皆様は送りましたか?そして送られてきましたか?
昨今SNSの発達で、年賀状を送らない人が増えていますが、そもそも年賀状は日本独特の風習で
海外ではクリスマスカードなどはあっても年始にはがきを送るということは無い様です。
調べてみると、年賀状を葉書で出すようになったのは1880年台明治時代の頃からだそうです。
私も小学生の頃から年賀状を書き始めました。クラスの友達に当時はやっていたプリントゴッコを使って
年賀状を作った思い出があります。
私の娘も小学生になったのですが、いまどきの小学生は私の頃に比べると年賀状を書く枚数は凄く少なく、こうした葉書のやり取りその物が少なくなったのを実感します。
郵便事業は、かつて遠方への情報を伝えあう手段として唯一無二の存在でした。
仕事でも生活でもなくてはならないものであるがゆえに、国が管理し、また国際的にもルール化されて現在まで運用されいます。
平成の時代になって発達したインターネットの普及によって情報の伝達手段は以前とまったく異なる価値と内容を持つようになりました。
1980年代にはこうしたネットワーク社会を予測した技術者の方々が沢山いたようですが、我々一般市民は普及にいたる流れの中でいつの間にか便利な機能や仕組みを享受して、それが当たり前のように使いこなしていく毎日になっています。
しかし、古い考えかもしれませんが、年に1回くらい誰かの為に何かを作って配るという年賀状という風習は縮小したとしても日本人の中に続いて行って欲しいと私個人は思います。
年に1回会えるかあえないかわからないような旧知の方々が元気に過ごしていることが年賀状を通じてわかるというのは嬉しいものです。
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