災害で変わる人や物のながれ
10月の台風19号は各地に甚大な被害を出し、いまでもその影響が生活の中に残っている地域があります。
群馬県の温泉地でも、伊香保温泉では今年の11月は例年にないくらいの観光客の賑わいだったそうです。
理由は、台風19号の被害の影響をあまりうけていない事などだそうです。
県内の一部林道ではいまだ交通規制がかかる道路が残っており、不測の事態を回避するため、アクセスのよい地域に出向く傾向が強くなったようです。
私たちの生活をささえる為に必要な物流の世界でも、最近は自然災害にあっても流通をなるべく止めずに運用ができるよう様々な体制がとられるようになってきました。
データセンターを2か所以上設置したり、幹線道路など1か所が通行止めになっていたとしても、別のルートで商品手配ができるようあらかじめ倉庫機能を拡張しておいたり、その対策方法はさまざまです。
国も首都圏直下型地震など発生した場合でも、迅速に復旧や対応ができるよう様々な対策をしています。
最近リニューアルされた東北自動車道、蓮田PAも災害時には防災拠点として使用できるように設備が整えてあります。
全国への商品供給や部品供給が必要な物流経路や施設においても同じ考えが必要になるかもしれません。
« 物流無人化への道 | トップページ | 西と東の物流用語 »
「雑記・雑談」カテゴリの記事
- 年収の壁(2023.09.25)
- 謙虚な姿勢で学び続けられるかどうか(2023.09.11)
- 自働化したはずなのに(2023.09.04)
- 今日から新学期(2023.08.28)
- 厳しい暑さがもたらした世の中の変化(2023.08.08)
最近のコメント