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2019年10月28日 (月)

東京オリンピックはもっと視野をひろげるべき

マラソンは札幌で。とIOCが突然言い出しましたが、小池都知事は今のところマラソンの東京開催の考えに変化はないようです。

地方で物流業をやっている立場から東京を眺めると、なんでもそろっていて、なんでもできる街であることは確かですが、

半面、人や物を動かす事についてはとにかく「余裕がない」の一言だと思います。

余裕がないのにさらに人を集めて大規模なスポーツイベントを開こうとしているわけですから色々な部分に無理が生じています。

例えば、以前話題になったトライアスロンやオープンウォーター競技での水質問題。

地方なら海に自然に放出しても問題ないレベルの汚水の量なのでしょうが、日本で一番人口密度の高い東京で海に流す汚水の量はやはり半端な量ではないでしょう。わざわざこんなに汚い海でスポーツイベントを開くというのもちょっと考え物だと思います。

オリンピック招致の時点で、選手村から半径15km以内で競技ができるコンパクトな五輪というのを売りにしてきた東京オリンピックですが、もともと余裕のない都心の中でそんな制約まみれにしたらどうなるか。

どうしても「東京」という縛りがあって、地方を使うことに問題があるというのなら、オープンウォーターやトライアスロンは同じ東京都下である小笠原諸島とか使えばよかったのではないでしょうか。

いずれにしても、都心で物や人を効率よく動かすのは至難の業です。

人が沢山あつまっているので、商売下手な日本人が物を簡単に沢山売ることができるのが利点といえば利点ですが、それも今のネット通販の隆盛をみる限り、この物を動かす余裕がないところがデメリットになりつつあります。

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