お盆で意外に休める?物流業界
皆さん、お盆休みはいかがでしたでしょうか?
今年は8月10日から18日まで9日間の休みとなった企業も多かったそうで、家族サービスや普段できない事、心身のリフレッシュなど様々な余暇が過ごせたのではないでしょうか?
お盆で集まった親戚にはよく、「物流の仕事はお盆の時期も関係なくて大変ね」などと労ってもらうことがあるのですが、物流業界はお盆に休みが取れる企業も多いのです。
宅配事業などに従事している物流企業は、ほぼ年中無休の状態で運用をつづけなくてはなりませんが、トラック、倉庫業界で、おもにメーカーや製造業などの製品を扱う企業では、荷主や取引先が長期の夏季休暇の場合、荷動きがなくなるため同じ日程で会社を休みにします。
大手運送会社でも、この時期長い休暇を設定する事もあり、また、8月は全体的にも物流の動きは小さいため、お盆休みは物流業界にとっても1年で最も休みがとりやすい日程でもあります。
このように同じ物流業界でトラックや倉庫を使っていても、扱う商品がメーカー系の物か、流通系の物かによって、荷動きや手配、休暇などの取り方も違ってきます。この点は、業種職種でどんな勤務状況かはっきりしている、製造業や流通業、サービス業に比べて、一般的には区別しずらい部分かもしれません。
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