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2019年6月13日 (木)

目から鱗の入院病棟の全個室化

先日、入院した友人のお見舞いにいきました。

2か月ほど前に新築された入院病棟にいたのですが、すべての病室が個人部屋になっていて、

「ここの病院は凄い設備が整ってるんだな。儲かってるな。」とかたわいもない話をしてきました。

 

その後、そんな事があったと会社の労務士の先生と世間話をしていたところ、

「最近の病院は患者の為というより、病院の病室管理の効率化の為にすべての入院病棟を個人部屋にしている。」

という目から鱗が落ちるような話を聞きました。

どういうことかというと、従来の複数ベッドのある入院設備だと、

同室に男女を入院させることができなかったり、個人情報の管理がしづらかったり、入院する患者自身が個人部屋を希望したりなど

様々な理由で大部屋にある複数のベッドが空いてしまうという状況が多くなるそうです。

つまり、大部屋でベッドが多数空いてしまうよりも、すべての病室を個人部屋にした方がより多くの患者さんを入院させることができるということだそうです。

常識的に大部屋で複数のベッドを入れた方がたくさん入院できると思っていたので驚きました。

同じように物流の世界でも常識的にとらえていた事が、実体や効率の面から見直した時に、別の手間をかけたとしてもトータルで大幅な効率アップにつながる事がよくあります。

こうした改善や新しい視点をどれだけ既存の荷主様に提供できるか、我々物流事業者の腕の見せ所だと思うのです。

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