高齢ドライバー、まったなしの問題
池袋でおきた高齢ドライバーによる暴走・死亡事故は、本当に痛ましい事故で、その後マスコミなどでも
これからの高齢ドライバーについて、免許の返納や自動運転車の検討、社会のあり方など
さまざまな論議がされています。
確かに、これから増える高齢ドライバーの問題も大きいのですが、すでに直面している高齢化の問題として
物流業界のトラックドライバーの高齢化があります。
すでにトラックドライバーの60歳以上をしめる割合は15%といわれ、今後もその割合は増えていくと言われています。
若いドライバーが増えない現状で、拘束時間や荷降ろしなどの肉体労働など、過酷な仕事の内容ばかり
世間に伝わっている現状では、見通しは暗いといわざるをえません。
高齢化したトラックドライバーの割合が増え、70代、80代のドライバーが今回のような事故を引き起こすという危険性も増えていくかもしれません。
現在、政府もこのドライバーの高齢化を危惧していて対策をとろうとしている様子です。
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