先日、ある方からのお誘いを受けて、高崎で開催された異業種交流会に出席させていただきました。
「弱みを強みに変える」をテーマに、座談討論をして、各グループごとにまとめた内容を発表しました。
出席している方々は、経営者がほとんどでしたので、経営者視点に沿った意見や、
経験談がたくさん出て、大変感慨の深い、面白い意見交換の場になったと思います。
最終的に各グループ、それぞれ思い浮かぶ「弱み」と「強み」を発表しました。
各グループ共通した認識として、
弱みとは自分ひとりでできないこと、強みとはそれを助けてくれる存在
という回答が多かったようです。
「弱みを強みに変える」という言葉はよく聞くのですが、普遍的にどういうことなのか
会合が終わったあと、自分なりにもうすこし考えてみました。
「弱い」と感じるとき、「強い」と感じるとき、人や物や国やさまざまな物事に置き換えたとき
普遍的に通じるものごととはなんなのか。
「弱さ」と感じることは・・・?
不安、不信、孤独、小さい、敗北、貧乏・・・・基本的に足りていない事、満ちていないこと
「強さ」と感じることは・・・?
自信、与信、協力、大きい、勝利、富裕 ・・・・基本的に足りている事、十分・余りある程充足していること
上記のような「弱さ」「強さ」の感じ方は、自己判断による感じ方と、周囲から見る相対的な見方があり
自己判断での「強さ」=勘違いの事が多いような気がします。
私が考える「弱さを強さに変える」ということは、弱さが強さと同意になるという事ではなく、
「弱さ」を知り「強さ」を得るために努力・克服する事。
「弱さ」に気づく手段、「強さ」を得るための手段を手に入れる事。
「強さ」を手に入れたとしても、それが勘違いではなく、相対的なものであることを確認する事。
そこで発生するあらたな「弱さ」に対してまた働きかけができる事。
こうした、永遠の成長を自身と企業に働きかけができることが
企業としての「弱みを強みに変える」だと思います。
みなさんは「弱みを強みに変える」とはどういうことだと思いますか?
人それぞれ異なる解答になると思いますが、いかがでしょう。
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