築地から豊洲へターレの列
築地市場から豊洲市場への移転、引越し作業がはじまりました。
https://web.smartnews.com/articles/fhkdMezDnnf
市場内を走る「ターレ」は一般道路を走行することが禁止されているので、
この記事にあるような「ターレ」の列が都内の道路を移動するのを見られるのは滅多にないことです。
通常でしたらこうした物流機器を移動する場合は、大型トラックなどを手配して移動させるのですが
今回の豊洲への移動に関しては、もしトラックを手配した場合、時間も費用も非常に多くかかるので
このような処理にしたのだと思います。
もしも都内に物流専用の道路があったならば、
そこはフォークリフトやターレのような機器が行きかう普段の交通とはまったく異なる風景が
みられるかもしれません。江戸時代、東京の街中を流れる運河が物流に使われていました。
現在の東京でも、地下に物流専門のトンネルができたら、様々な点で流通の流れが変わるのでは
ないかと思います。
スイスではこんな構想もあるそうですよ。
スイス 490キロ結ぶ地下物流網 CST社
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO20390190V20C17A8X17000/
豊洲移転に関しては、今回の引越しまでに様々な事があり、2年遅れての実施になりました。
市場関係者の方々のここまでの道のりは本当に大変だったと思います。
残される築地場外市場の店舗の方々や、むかえいれる豊洲周辺の環境の方々にも
これからも東京の食文化の中心として、そして海外や国内の旅行客を迎える観光地としても
がんばっていただきたいですね。
新しい設備の豊洲の魅力もすばらしいですが、昭和から平成まで使われてきた築地場外の
雰囲気も無くしてしまうにはもったいないすばらしい魅力があります。
秋葉原の高架下のラジオ部品を扱う店舗もそうなんですが、行ってみるとなんともいえない
気持ちの高揚感を覚えます。
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