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2018年10月22日 (月)

佐川はヤマトより高収入?

なぜ佐川はヤマトよりずっと高収益なのか- 記事詳細|Infoseekニュース https://news.infoseek.co.jp/article/president_26275/

このような記事を見かけました。
通販物流で個人配送を使おうとすると、選択肢は、佐川急便、ヤマト運輸、日本郵政(ゆうパック)
この3社から選択するのがほとんどです。

よく、言われるのが、価格は佐川、品質はヤマトという声ですが、
この記事の内容だけ見ると、ヤマト運輸の方が佐川急便よりも全体的に安い単価で個人宅配をしてくれそうな印象を持ちます。
佐川急便は、個人配送もやりますが、どちらかというと昔からBtoB会社間取引の割合も多く、
出荷先は店舗や物流センターといいたケースも多いです。

ヤマト運輸の配送構成比では、個人配送が圧倒的に多いです。しかも、BtoCだけでなく、最近では
メルカリやヤフオクなど、インターネット取引はCtoCの比率も増えています。
売り上げに対する、配送の手間がヤマト運輸の方が確実にかかっています。

じゃあ、ヤマト運輸のアマゾンや個人顧客の扱いを広げたことは将来的にもマイナス要因なのか?
私の考えではマイナス要因だけではないと思います。
現状、通販物流の運用はここ10年くらいで一気に大きくなりましたが、まだまだ様々な点で改善の余地があるとも思えます。
特に個人配送や個人取引の案件が増える中、ヤマト運輸は案件からなるべく逃げず、対応をしようと環境整備を続けています。この中で、もっとも手間となる、再配達の問題や、代金引換などの対応などについては
今後のIT技術の進歩で労力を改善できるようなるかもしれません。
そうなったとき、多くの顧客を持つヤマト運輸は売り上げを確保しつつ、収益の改善が進むかもしれません。

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