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2018年9月 3日 (月)

群馬県のコンビニ、セーブオン

群馬県を中心に展開していたコンビニエンスストア「セーブオン」が
8月31日で全店閉店しました。店舗は後に、「ローソン」に改修されて営業するそうです。

母体はカインズ、ワークマン、ベイシアを展開するベイシアグループで、こちらも群馬創業の大型スーパーのチェーンを展開しています。

コンビニエンスストアは、セブンイレブン、ローソン、ファミリーマートの3社でほぼ独占状態になり
地方の独自展開をしているのは有名なもので、COCOストア、セイコーマート、スリーエフあたりでしょうか。
セーブオンは群馬に住む人たちからは愛着のあったコンビニでしたので、無くなることに寂しさを感じます。
しかし、この寂しさと、実際利用していた頻度については比例するわけでなく、
商品やサービスといった面で、地方コンビニは大手との差がどんどん広がっていき、最終的に耐えられなくなったというのが実態です。

こうした状況は、物流の宅配便配送のヤマト運輸、佐川急便、ゆうパックや、携帯電話の通信網、スマートフォンの国内メーカーなども同じように淘汰と統合が進み、市場自体は大きいのに業界内で数社が独占しています。

安価で、高品質なサービスを提供しようとすると、大きな企業規模でないと対応できない。そんな状況が見受けられるような感じです。
80年代、商品もサービスも日本の中で多様な選択主がありました。
高い・安いだけでなく、我々が住んでいる地域に根ざした特徴や特性を踏まえた商品やサービスもたくさんありました。今より便利ではないけれど、そうした商品やサービスはより自分の身近に感じるものが多かった気もします。

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