あおり運転はむき出しの感情が原因?
芸能人による飲酒ひき逃げの事件が今月世間を騒がせましたが、
こうしたのと同様いま問題提起されているのが、あおり運転です。
先日、市内を車で移動していたところ、スーパーの入り口前を右折で入ろうとしている
1台の車の影響で、後ろに長い直進車の列ができているのを見かけました。
年配の女性が運転する右折車があるので、対向車がくる限り追い越しをすることもできず
車の列は数十メートルの長さになっていました。
すると右折しようとしている車から車数台分離れたトラックからけたたましいクラクションが鳴らされました。
渋滞の原因となっている右折車へ威嚇のように鳴らされたクラクションの連打は、その後
右折車がスーパーの中に入っていくまで続き、その車がスーパー入っていく後ろを通過しながら
さらにクラクションを大きく何度もならして威嚇しつつ走り去っていきました。
道路の状況により、渋滞の先頭になる場合もありますし、その状況はやむないケースもあるでしょう。
「自分だったらもっと要領よく運転する」「こんなところでモタモタしない」
そんな自分を中心とした考えのもと、イライラが募り、運転している中での感情的な行動をしてしまう人が多いのかもしれません。車の運転は周りの環境、速度にあわせて流れに乗るのが原則ですから、
「無理をしないで周りにあわせる」「しかたのない状況の場合は道を譲る」ことが重要です。
ただし、イレギュラーのケースもあるでしょう。なんらかのトラブルやタイミングの悪さもあるでしょう。
単に、運転技術が未熟で周りにあわせることができない運転者もいるかもしれません。
前出のクラクションを鳴らしまくってたトラックは、自分の感情を車の機能を通じて外部に必要以上に
知らせている状態になっていました。
私はその場所で当事者ではなかったですが、それでも気持ちのよいものではありませんでした。
道路の上で、感情のもつれで暴行事件になったという報道もよく見かけます。
自動車を運転する立場であれば、まず自分の感情をむき出しにしないことを心がけるべきです。
些細なやり取りが原因で大きな事件や事故に巻き込まれないよう気をつけましょう。
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