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2018年7月19日 (木)

異常気象と物流業界

先週の大雨による水害被害の復旧が進む中
復旧作業を妨害するかのような猛暑が日本を襲っています。

昨日の岐阜県多治見市の気温40度越えは5年ぶりの記録ということで
これから7月下旬、8月と猛暑が続きそうな気配です。

数年前の連続での台風の日本列島直撃や先日の大雨同様
同様今年の連日の猛暑も自然による災害ととらえて、仕事現場でも対策や対応を
する必要が大いにあると感じます。

物流現場は、倉庫内やトラック停留場所、荷物の入搬出場所などは外気温と同じ環境が多く
さらにこういった環境で、荷物を動かしたり、ピッキングをしたりと体を使った作業も発生するわけで
気分がわるくなったり、熱中症、熱射病になる危険もあります。
作業現場、倉庫内での飲食は禁止となっているので、こまめな水分補給は自主的に
現場を離れて休憩所でとったり、少しでも体調に異常がみられる場合は
作業を中断して、休憩をとるなどの指導を行っています。

トラックの運転手は荷物の搬入先で荷降ろしなどの対応をしないといけない場合もあります
ここ数日の40度に迫るような猛暑の中では、手降ろしによる荷物の積みつけや降ろし作業は
本当に過酷な作業で、とにかく無理をしないよう注意してもらうしかありません。
過酷な天候の中であっても、物流事業者は業務を止めることができません。
物流が止まってしまうと、世の中のあらゆる生活に影響が出てしまうからです。

雪や台風、地震、津波に比べて業務的には軽視されがちな夏の猛暑ですが
35度を超える気温のなかで、どの程度の作業をすると活動限界となるのか、各業務の中で
認識を高めあう必要があると思います。

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