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2018年2月 1日 (木)

ヤマトを離れても物流費用値上げからは逃げられない

ヤマトHD、値上げ交渉で約4割の法人顧客が離脱- 記事詳細|Infoseekニュース https://news.infoseek.co.jp/article/20180131jcastkaisha201810320077/

昨年秋からのヤマト運輸運賃値上げの方針により、法人顧客のうち4割がヤマト運輸以外の
宅配会社へ契約を移転したという報道がありました。
ヤマト側は「もっと多くの企業が離れると思った。」というコメントですから、インパクトの大きい値上対応だったことがわかります。
ヤマト運輸からの切り替え先としては、佐川急便、ゆうパック、西濃運輸、福山通運など大手がありますが
これら宅配含む運送会社はのきなみ運賃の値上げをしています。
「ヤマト運輸が値上げしたから安い他社でやってもらう。」という対策はほぼ通用しないのが
宅配便を利用する物流の今後の流れなのです。

通常でしたらこうした運送会社の運賃値上げの動きは、常識的な事象として受け取られるべきこと
なのかもしれませんが、世間一般の物流費に対する値上げへの風当たりはいまだにとても強いと感じられます。
通販事業者によっては宅配便値上げ交渉を受けた後でも、運賃については0円サービスを打ち出している
ところも見受けられます。いまだに、運賃や物流費用は「余計な費用」という認識が根強いのかもしれません。
誰かの為に何かをすることが対価をいただく前提となるわけですから、この物流というサービスに
どのような対価が必要十分な条件なのか。これからも物流事業者のより一層の頑張りが必要なところです。

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