梱包仕様の大切さ
通販物流では、昨年は宅配便大手3社の値上げが大きな話題となりました。
その値上げの原因としては、物量・人件費・配達時不在などですが、
配送時に梱包仕様についても改善すべき部分が多いと感じます。
宅配出荷物については箱の縦、横、奥行きの3辺の長さの合計より
箱の大きさが決まり、それによって運賃が決定します。
この出荷物について、ヤマト運輸、佐川急便、ゆうパックとそれぞれ異なる扱いをしていて
とくにヤマト運輸については、集荷した荷物を専用のカゴ台車に地域別に仕分けして積み込みます。
このカゴ台車に対して、微妙な大きさの出荷物は大きな隙間を作ってしまい、積載効率を著しく悪くします。
また、荷物の天面の梱包が、箱内の隙間に緩衝材を入れなかったために潰れてしまったり、
口が開いてしまう荷物もあります。
こうした無駄になるスペースや、荷物が破損してしまうケースなど
最終的には配送コストに影響を与えているかもしれません。
« 先入観が出来る事を出来なくする | トップページ | 大雪と物流への影響 »
「物流業界」カテゴリの記事
- 最近のヤマト運輸の焦り(2024.12.23)
- 国際物流展2024(2024.09.13)
- Amazonが代引き決済を終了(2024.05.27)
- ヤマト業界横断、中小相互協力で24年問題対応(2024.05.22)
- 2024年問題やはり右往左往(2024.04.12)
コメント