エネルギーと輸送コスト
物流・運送業界ではラストワンマイルの問題が取り立たされてから結構な時間が経過しました。
運送でのラストワンマイルで発生する主だった損失としては、配達先の荷物を待つ家庭が
不在だった場合の再配達があります。
他にも、指定住所が間違っていた場合、指定日・指定時間による細かい配送対応など
人を使って物を届けるという事象において効率よく対応できない事は多様に発生します。
モノを運ぶ=コスト であり、なるべくモノを移動させることなく、物事が成し遂げられるなら
それにこしたことはありません。
通信技術の進歩により、書類だけでなく、画像や動画もネット回線を利用してどの地域からも
送受信できるようになりました。
通信を行う為の環境設定には多大なコストがかかりますが、不足の状況によりロスが
発生する割合はだいぶ減ったのではないでしょうか?
自動車の世界では2030年を見度に欧州各国でガソリンエンジンから電気自動車への
変換を進めています。
ガソリンは、利用する為に移動コストをかけて各地のガソリンスタンドへ運ぶ必要があります。
消費する為の燃料自体が輸送コストを発生させているわけです。
電気自動車に切り替わったらどうでしょう。
基本的にほとんどの家庭、職場には電気は配線されています。使用電力の為の環境変更は
必要でしょうが、使うために運ぶ労力を考えれば合理的ともいえるかもしれません。
ちなみに、ガスも家庭用では、プロパンより都市ガスの方が一般的には低コストで利用が出来るようです。
こうしてエネルギーそのものにかかっている運送コストに思慮をめぐらせるのも
たまにはいいかもしれませんね。
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