街で唯一の。
不肖ながら、私の少ない趣味のひとつがプラモデル製作でして。
結婚してから長い間遠ざかっていたのですが、最近また少し手をつけ始めました。
とはいっても、道具や消耗品もほとんど処分していたので新たに購入しようと
以前購入した量販店など行ってみたのですが、なんと最近は模型趣味の人口が減っているのか
売り場そのものが無くなっていました。
途方にくれて、30年以上いく事のなかった街に唯一のこる模型専門店に行ってみました。
「昔行ったときにあんなに小さかった店だからもうやってないかもな~」
なんて思いつつ、ついてみたらなんとお客さんでいっぱい!
模型趣味人口が減ったといっても、ここは街で唯一生き残った専門店。道具など他に会に行く
あてのなくなった人がみんなここにあつまっているようです。
ふと、仕事ははじめるよりも続ける方が難しいという言葉を思い出しました。
模型趣味人口が減って、店が淘汰され続けた結果、最後まで頑張って生き延びたこの店が
最終的に地域で独占的な販売ができる場所になったのです。
同じようなことが、物流の世界では路線便に当てはまるような気がします。
80~90年代には多数あった個人宅配路線便業者は、撤退、淘汰が続き
最終的には、ヤマト運輸・佐川急便・郵政のみとなりました。
最後まで残った結果、この企業が物流業界、日本人の生活にかかわる影響は
とても大きいものがあります。
個人的には様々な産業において様々な企業がそれぞれの特徴とサービスを提供する
世の中でありつづけてほしいと思うのですが。
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