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2017年3月22日 (水)

もやし業界崩壊寸前!のニュースを見て

「もやしが食卓から消えるかもしれない。」
今朝見たニュースではこんな見出しで報道されていました。
もやしの原料となる緑豆の価格がここ10年で3倍になったのに対して、販売価格は10%下落
売れば売るほど赤字になる。業者も100社が廃業。
1パック 28円程度で売られているもやしをあと5円は値上げしないとやっていけないとのこと。

このニュースを見て、昨今のヤマト運輸・アマゾンなどのネット通販に関する
運賃値上げの報道と既視感を感じました。

小池都知事の掲げる「都民ファースト」という言葉がありますが、
流通業界もつねに「お客様ファースト」です。
お客様の求める、安心・品質・価格を提供するのが流通業の勤め。これができないと商売が成り立たないわけですから。
そんな中で、もやしはメーカー間の品質のみでなく、とにかく「価格」比較で選ばれてきました
これはお店側でもそうですし、消費者側でもそうです。「とにかく安いものがいい。」

メーカー側は耐えて耐えて・・・そして業界全体が崩壊の直前に至る。

スケールメリットという言葉があります。
市場でその商品が売れれば売れるほど原価比率が下がり利益率が高まるという一般論ですが、
物流や一部の生鮮食品では当てはまらないケースも多いです。
物やサービスの価値が「相応」なのか「安すぎる」のか
もし世の中「安すぎる」物が多すぎると感じるならば、様々な業界が崩壊の直前に至っているのかも
しれませんね。

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