アルバイト時給1000円時代到来・・・!
アルバイト時給、初の1000円超え 運輸職やフード系が伸びる :日本経済新聞
http://www.nikkei.com/article/DGXLASDJ18H2G_Z11C16A0000000/
アルバイト平均時給が1,000円を超えたという報道がありました。
特に運輸、フードでの伸びが大きいとのこと。
昔の仕事から今の仕事を比べたときに、圧倒的に変化してきたのは雇用の形ではなくて
仕事であつかう道具の便利さが大きいです。
事務系の仕事でも、昔はソロバンで伝票計算をする、タイプライターで清書をするなど
個人の能力によって作業性が大きく変わることが多かったでしょうが、
今はパソコンなどのオフィス機器の進歩でこうした作業性は非常に向上しています。
作業現場の中でも、人力から動力へ、アナログ確認からデジタルへと移行する中で
数人必要な作業現場がより少ない人数で可能になっています。
そんな中、平均時給の伸びた、運送とフード関係に関しては、どちらもまだまだ
機械による自動化は難しく、増える需要に対して人が足りないという状況が続いています。
さらに、人材派遣業者での人の抱え込みおよび派遣業者と作業者間の時給体系が
通常のアルバイト募集に関わる人の集まり方や時給に大きく影響をしています。
こんな状況の中で、物流代行、通販代行、流通加工の作業を継続した場合、
運送料金が今より下がるということは考えられません。
各種構内作業料金が今より下がるということも考えられません。
ただし、都心部と郊外の土地価格については以前より格差が広がっているように思われます。
保管料金に関しては、地方の環境を上手に利用することによって、物流固定費を削減する
余地が残っています。
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