家電メーカーはどうなる?
シャープ、台湾企業への買収交渉が土壇場になって延期になる騒ぎになっていますね。
原因は偶発債務の情報をシャープが提示したためとのことですが
100項目におよぶ内容に関してホンハイは内容を精査するということです。
80年代世界を席巻した日本の家電メーカーですが本当に見る影もなくなりました。
以前として国内のシェアでは国内メーカーが売上げのほとんどを占める状態ですが
相対的に所得に対して安価になった家電で、昔のような販売経路、流通経路でない
手段で大量に売りさばくという方法になり、一気にダメになってしまったという印象が
します。
昔は家電を買う場合、町の電気屋さんで買うことがほとんどでした。
今は、ほとんど家電量販店、さらに通販で買うということも多くなってきました。
大量発注、仕入れ、販売網とモノの売り、買いの環境は大きく変わっています。
物流の合理化により販売されるモノの相場感も20年前、30年前に比べて
安く感じることが多くなってきました。
激しい安値競争の果てにメーカーが疲弊し、巨額の赤字を計上してしまう
という事象はこれからも他の業界でも続いていくのでしょうか?
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