ミラー無し容認はトラック自動運転化への布石?
ミラーなしの車 公道OKへ | 2015年11月30日(月) - Yahoo!ニュース
http://news.yahoo.co.jp/pickup/6182533
トラックのミラーのカメラへの置き換えを容認する方針が出ているそうです。
安価なミラーでことたりる機能を死角をなくすという意味で高コストなカメラに置き換えるのを
容認するのはなぜかと思いましたが、これがもっと進化してもっと容認度合いがひろがると、
トラックの自動運転にプラスして、トラックの全方面の視界をカメラでの画像取り込みが
できるようにすることで、完全無人車両での集中オペレーション運用ができるように
なるのではないかと思います。
トラックでの輸送で今後もっともネックになるのは運転手の不足です。
これがトラックの自動運転によるドライバーの負担軽減を第一段階として
最終的には無人で国道を運行し、荷受、荷出しは倉庫側で受け持つという
最終形に到達させることが可能なのではないでしょうか。
運行者は、たとえば10台くらいのトラックを本社で遠隔管理し、
配送ルートの選定や配送先などでの細かな状況判断など
オペレーション業務を行うだけで、24時間、365日の運送業務が達成
できると思います。
この場合、交通渋滞などによる運送ロスが発生したとしても、直接の人件費ロスも
発生しませんね。
電車でも完全に無人化されている路線は、都内のゆりかもめなどほんの一部に
限られていますが、遠くない将来、トラック輸送の形そのものが
大幅に変化する可能性があると思います。
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