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2015年7月

2015年7月31日 (金)

今のところ見苦しい点ばかりが目立つ東京オリンピック

先日、東京オリンピックのエンブレムについてブログでコメントをしました。

トイレメーカー「TOTO」のロゴマークに似ているなぁなんて思っていたら、
もっととんでもない事態になっている様子。

http://www.fashionsnap.com/news/2015-07-30/designer-emblem/

これがベルギーがスペインのデザイン事務所に訴えられるような事態になるのか
状況は不明ですが、国内の有識者、デザインを選考した方々、オリンピック実行委員会の方々は

「多少似ていても問題ない」

という見解のようです。

シンプルな図案であるがゆえに類似したものが出来てしまうという理由は理解できます。
我々の日常生活の中でも道具、図案、建物など、実用的・合理的を追求すると
おのずとその形状は似通ってくることが多いからです。

しかし、今回のエンブレムの件については「ちょっこそれはないだろう」ってレベルの
酷似だと思います。
数年前、上海万博のテーマソングが日本の歌手の曲をそのまま模倣して作成されたことが
ありましたが、いくら「偶然」「そんなことはない」を連呼しても
我々一般人からみても酷似しすぎです。

真っ白な紙に自由な発想で製作し、その発想が他のどの人とも異なり、かつその発想を
どの人にも伝えることができるのがデザイナーの力量なのですから
”どこかで使われたことのあるデザインを発想した”という時点で、これはもう生きたデザイン
ではなくなっていると思います。

今のところ、東京オリンピックは国立競技場にしてもエンブレムにしても
世界の人達に日本の【お見苦しい所ばかり】披露をしている大変みっともない状態です。

巨大なプロジェクトでコントロールしづらいという事情も最もわかりますが
日本国中納得できるような全体をマネジメントできる技量を持った方に
よりよくなるよう引っ張っていってもらいたいものです。
そういった意味ではオリンピックの総監督は一体誰なのでしょうか?
そこからもう一度見つめなおしてもらいたいものです。

2015年7月27日 (月)

工場の内部で使う電力

猛暑日が続いております。

物流倉庫内は基本的に空調設備のないところが多く
内部は非常に室内温度が高くなります。
定温設備の整っている倉庫以外で倉庫内に空調をつける場合は、
中で働く作業員の体調など考慮して設置される場合もあります。

巨大な空間を要する倉庫内の温度を下げるには大きな電力が必要で
こうした倉庫内空調の電力料金は本当にバカにならないくらいかかることが
あります。

そうした中、このようなニュースを見かけました。

シャープが世界初「直流エアコン」…年内発売へ
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150726-00050010-yom-bus_all

倉庫内やオフィス内での電力は、気温の上がる日中にもっとも必要になるわけですから
日が出て猛暑になっているときにソーラーパネルで作られた電気が使えるというのは
ムダの少ないソーラーパネルの利用方法だと思います。

日中に人が利用する場所ではこうしたシステムを活用するといいでしょう。
具体的には、オフィス、倉庫、工場はもちろん
小中学校・幼稚園などでも日中の利用に最適ではないでしょうか。

2015年7月25日 (土)

東京オリンピックのエンブレム

2020年東京オリンピックのエンブレムが決定 1964年と比べると......(画像集)
http://www.google.co.jp/m?q=%E3%82%A8%E3%83%B3%E3%83%96%E3%83%AC%E3%83%A0%20toto

うーんどうなんでしょうこれ
マークとしては和風でシンプルでTという文字で
ってことなんでしょうけど
スポーツとかオリンピックとかはまったく連想させないですよね

どっちかというとトイレメーカーの
「TOTO」のマークみたい。
フォントもソックリだし

http://www.toto.co.jp/smp/

2015年7月21日 (火)

素敵なモノはネット通販で沢山売れるのか?

週刊通販新聞7月17日号より
高島屋 食品宅配事業の成果と課題は?
という記事が掲載されていました。

食料品宅配事業を運用している高島屋での今までの成果と課題が
要約されていましたが、一般のネット通販や量販店での通販事業と異なる
客層、利用者の年齢層、商品への認識対してさまざまなアプローチを
行っている様子です。

記事の中で私が百貨店通販でちょっと特殊だと思った事柄が
ネットからの注文比率が20%程度で電話注文が圧倒的に多い(カタログでの
注文比率が高いと思われる)ことです。

昨今のネット通販の隆盛は、自宅のパソコン普及だけでなく、外出先や
パソコンを利用しなくても使えるスマートフォンなどの普及も大きいですが、
書籍、CD、雑貨、日用品など、商品の中身が把握できて、かつどこで買っても
品質が一定に保たれているような品物は、ネット上の少ない情報(画像、テキスト)
でも注文に躊躇がないのですが、
これが嗜好品、高級品になると、スマホの画面や少ない情報だけでは
購入意欲がわかない可能性があるのかもしれません。

極端な例ですが、自動車などの高価格帯、使用や扱いなど目で見て触れて
乗って判断が必要な物。こういった物が通販ではちょっと難しいのと同じように
通販では販売しづらい、商品の魅力が伝わりづらい物は多数あります。

こうした商品の魅力を伝える手段として、カタログであったり広告であったりと
スマホの画面よりも見栄えのするメディアによる宣伝効果というのが有効なのかもしれません。

また、いづれスマホの価格下落とともに、現在のタブレット端末の価格下落
薄型化、軽量化が進んでいき、タブレット端末が15インチくらいの画面サイズで常に持ち運べる
くらいの扱いになったときに、カタログや雑誌広告に匹敵するくらいの見栄え効果が
タブレット上で誰でも享受できるようになったときに、こうした高額商品の展開が
変わってくるのかもしれません。

2015年7月20日 (月)

見直しされた計画

新国立競技場の建設計画が見直しされることになりました。

2500億円以上の費用が見込まれていた現デザイン案を廃棄して
1から見直しということで、この報道を見守っていた大多数の人達が
この決定を歓迎していることだと思います。

こうした事業の見直しというのは事業が一度動き出してしまうと
止めることが出来ないものが多いですね。

私が印象に残っているこうした判断は、長野のダム建設中止や、
東京都都市博覧会の中止あたりでしょうか。どちらも当時の県知事、都知事の
判断で計画の見直し、中止が指示されました。

今回の計画見直しの発端となったのは、費用が2,500億円を超える見通しに
なったときに、東京都への出資500億円が都知事から問題視された
ことでした。
計画から逸脱した事業予算に対して、「これはおかしい」と思うか、「そういうものか」
と思うかは、受け取る首長や計画実務者の経験や判断によることろは大きいと
思いますが、納得いかないことには「納得いかない」と声を出すことも大切ですね。


私達物流事業者も、お客様からお預かりした商品を加工したり保管したり
輸送したりすることで収益をあげていますが、その費用や単価設定について
お客様に説明をし、納得していただくことがまず重要だと考えております。
「なぜ?」という疑問があればそれに対して確認をとるという姿勢はとても大切です。

2015年7月16日 (木)

SCM共同ネット研究会セミナー参加

⼀般社団法⼈SCM共同ネット研究会 ⾷品流通次世代SCMセミナーに参加してきました。

基調講演の、日本大学 鈴⽊邦成教授の「次世代SCMのアウトライン」講演では
10年後、20年後の物流の世界にどのような考え、システム、テクノロジーが
入り、現在の運用や考え方との変化がおこっていくのか講演いただきました。

現在も含めて直面する問題としては、物流事業者に従事する人員の不足への
対策があります。

ドローンや自動運転されるフォークリフトなどの実例もふくめ
今後はトラックの自動運転化なども進んでいくことでしょう。

現状、トラックや自動車の完全自動運転はまだ日本では実用化されていませんが
さまざまな企業が実証実験など繰り返しています。

トラック輸送の場合、トラック1台に積込できる物量の限界に対するドライバーの
手配は、1台のトラックに対して最小1名かならず必要になるということで
一度に運べる人数比でいえば、鉄道や船にくらべて効率が悪い輸送方法ではあります。

完全自動運転でなくても、トラック(トレーラー)に引かれる台車自体にモーターのような
動力を乗せて半自動で交差点での右左折や発信時の動力を出したりできれば、
最小の運転手人数で、鉄道並みの輸送量が確保できるのではないかな~
なんて妄想したりします。
長距離の移動でかつ高速道路など長い積荷でも影響が出ないような道路限定の
利用に限られると思いますが・・・。

とにかく物を運ぶということに人の手が離れることが
これから実現されていくのかもしれません。

2015年7月15日 (水)

暑い夏がやってきました

猛暑日が連日続いております。

館林市では2日連続で最高気温を記録するなど外で働いている方々には
熱中症に注意が必要です。

この2日ほど、私は都内での仕事がつづいていましたので
都内と館林の気温差を体感することが出来たのですが、

実質温度で4度くらい都内と館林で差があります。
しかし、実際感じる温度差といえば、「どっちも暑い」ということに変わりはないわけで
暑さに腹を立てるより、現状の気温に対してどうやって体を慣らすかとか
熱中症にならないように対策するかを考えた方がいいなぁなんて思ったりします。

猛暑の際には木陰に入り、水分を十分に補充するように心がけましょう。

2015年7月 7日 (火)

夢を持っているか?夢を持たせているか?

R2-D2冷蔵庫から透明洗濯機、Android冷蔵庫までハイアールが変態家電をマジメに開発中 - 週刊アスキー http://weekly.ascii.jp/elem/000/000/342/342366/

三洋電機はパナソニックに買収されたあと、中国資本の家電メーカー「ハイアール」に売却されました。
三洋電機で開発された洗濯機、冷蔵庫などの白物家電は、現在ハイアール製品として
販売されていますが、開発は日本人が行っているそうです。

そんな中国資本となった旧サンヨー製品群ですが、最近とてもユニークな製品を開発・販売するように
なりました。

我々日本人は、生産地中国という響きであったり、商品であったりすることには抵抗はなくなって
きていますが、中国メーカー、中国資本の製品については、いまだ品質や商品の魅力といった
ブランド価値という部分で懐疑的なところも多いと思われます。

しかし、上記ハイアールは日本人が開発に携わっている製品ですし、
自動車でいえばボルボもスウェーデンの自動車メーカーですが現在は中国の浙江吉利控股集団
という会社の傘下になっています。

中国資本となり、市場も中国に向けた商品が多くなった影響なのかもしれませんが
ハイアールにしてもボルボにしても、日本のメーカーに比べて先鋭的な製品を
送り出すようになりました。
それにくらべてここ10年くらいの日本メーカーから発表される新商品は、
手堅い万人向けな商品ばかりになっていると思います。

ユニークな商品を生み出す土壌は、それを受け入れる市場があってこそなのかもしれません。
そういった意味では我々日本人が手堅い堅実な物を選んでいるということなのでしょうか

物を作る立場の人達が、堅実で手堅い商品を提供することだけに没頭する世の中というのも
実際味気ないものだなぁと感じていたので、あのようなユニークな商品を企画開発を進めて
しまう中国資本の勢いや、中国市場は凄いと感じると同時に、
現在の中国人のもつ新しい生活に向けた夢や希望のようなものを熱く感じます。

そういえば、もう10年以上前の話ですが
北京の郵政事業の研修会に参加したときに、巨大な郵便物振分けのフロアの
女性従業員作業台に1輪づつ造花が飾られていました。
これはなにか成果を上げたしるしに飾られているのか質問をしたところ、
女性従業員が自主的に職場に潤いが欲しいので飾っている。という回答でした。

中国の方々は職場や生活に潤いやちょっとした飾り気といったものを
取り入れようとする意識が強いということを実感しました。

日本のモノつくりをしている方々にも、堅実さだけでなく、ちょっと突飛な製品を
作って、我々にもちょっとした夢の生活を思い浮かばせて欲しいものです。

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