ヤマダ電機 苦境
家電量販店最大手のヤマダ電機が46店を閉鎖すると発表しました。
国内外に1000店舗の直営店、2010年には売上げ2兆円をこえて日本一の家電量販店となった
ヤマダ電機ですが、さまざまな要因が重なって苦境にたたされている様子です。
以前のような街の電気屋さんはヤマダ電機のような量販店に駆逐され
家電を購入するなら家電量販店から買うという商流が一般化していましたが
現在は、ネット通販も購入経路の一部となりました。
家電量販店のような大規模な店舗展開をして業績を伸ばす企業がある一方で
ネット通販、テレビ・カタログ通販を展開する企業は店舗の展開よりも
物流ネットワークの整備と受注~出荷に関するシステム合理化をすすめ
競争力を伸ばしています。
家電に関していえば、旧来のシンプルな要素、使用に対して適正な機能と価格
というのが購入のポイントでしたが、機器寿命まで10年は使えるものが中心で
買い替え需要がそれほど高まる商品があるとは思えません。
そういう意味では自動車も同じ問題を抱えているとは思いますが
さすがにネット通販で自動車を買うことはまだ一般的に広まっていません
今後の家電量販店、家電販売経路はどうなっていくのでしょうか。とても気になります。
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