素材も含めて純国産アパレルの表示
2月1日のアパレル工業新聞の1面に
「純正国産表示制度スタート」の記事が掲載されていました。
これは従来のアパレル品では「メイドインジャパン」「日本製」表記の場合、素材が輸入品で
あっても国内での生産をしている場合は認められていましたが、
新しい国産表示制度では、素材から縫製まで、かつ認定には安心・安全・コンプライアンス企業認定と縫製企業認定された企業による製品であることが前提となります。
この新しい国産表示は「J∞QUALITY」という名称となり、
国内外から非常に付加価値の高い、高品質な商品として認められるようなアパレル製品になっていくと良いと思います。
国内の人件費は、大量消費品を手加工で生産する前提ではとても高いため、単に同じ品質で中国などで生産されたアパレル製品と国内生産品を比較した場合、価格に対して商品品質に差がなく、国産のメリットがどんどん薄れていくという状態になっていました。
こうした「純国産」を明示する商品が市場に出てきたときに、そのブランド価値がどれくらい発揮されるか
とても興味深いところです。
「SWISS MADE」が高級腕時計の印として高いステイタスを持つように
「J∞QUALITY」が服飾界で高いステイタスと持てるように今後注目しましょう。
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