人材派遣会社業績好調
帝国データバンク発行の新聞、帝国タイムスによると
2013年~14年の決算内容から主要人材派遣会社の業績回復が読み取れます。
2009年のリーマンショックの影響で、前年から大幅に業績を落とした派遣業界ですが、
2010年まで落ち込んだ業績が2013年までに徐々に回復してきている様子です。
ただし、年収入合計額は08年度で2兆1522億円、13年度で2兆455億円とまだ
リーマンショック以前の状態には戻っていません。
物流の世界では、こうした人材派遣による工場内加工、流通加工、ピッキングなど
各種業務を行うことが多いです。
こうした人材を活用する理由としては
・固定費用の削減
・年間で季節、月による波動性の大きさ
・業務定着率の問題
と、さまざまな理由があります。
物流業務内でのデジタル化、作業標準化が進み、ような知識や経験がなくても
仕事ができる環境に変化しているのも、こうした臨時作業員が活躍できるようになった
要因でもあります。
ただし、こうした派遣に登録する作業者が年々減少してきている影響で、
派遣費用のコストが上がってきています。
この点については、トラックの運転手が不足するのと同様、一般作業員に関しても
物流の世界では忙しい時に人がいないという問題に直面しつつある状況です。
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