タカタのエアバック、まるか食品のぺヤング 安全とコスト
自動車用エアバックの製造をしているタカタと、ぺヤングソースやきそばの製造をしているまるか食品
どちらも製品の一部に重大な欠陥ありということで、大量の回収、交換の対応となっています。
製造業にとって、出荷後の商品に何らかの欠陥などが見つかるというのは大変な事です。
担当者にとっては悪夢のようなできごとでしょう。
そういった事態がおこらないように、製造ライン上や作業中について細心の注意と
事故や欠陥が発生しない仕組み作りをしてきているはずです。
昨今、日本のモノつくりの中で、いままではありえなかったような品質上のトラブルや
問題が露呈されることが多くなった気がします。
インターネットやSNSの発達で、消費者の声が直接世の中に浸透していくように
なったのも要因かもしれません。
しかし、高品質・安全・不具合のない商品を最低限のコストで提供するということが
各企業ともとても厳しい状況になってきているのではないかと私個人は危惧しています。
消費者の声が世の中にダイレクトにつたわる状態で、完璧な品質を保持するために
各企業大変なコストをかけ、そして努力をしているわけですが、
高い安全・高い品質がいずれ無料のコストから価値あるものに認識が変わっていくことが
あるのでしょうか。
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