物流現場のスマホ・タブレット
昨日、東芝テック主催の物流展示会とセミナーに参加してきました。
先端物流システム事例に学ぶ物流改善ポイントという講演内で、物流現場での
スマホ・タブレットの運用事例を紹介していました。
物流現場で、物を保管する、運ぶという業務に必要な、・商品を判別するという所作では
・人の目で判断をする。
という手段から
・バーコードを利用する
という形に変化していきました。
ただし、このバーコードを利用する形であっても、各種指示書やバーコードの読み込み、
管理などの手段にはプリントアウトされた紙が必要なケースが多く、
そうした紙による情報伝達が業務の中心になっています。
こうした紙を利用した業務の流れを完全にデジタル化するツールとして
最近ではスマートフォンやタブレットなどが利用できるようになってきました。
実例では、このスマートフォンを腕時計のように腕に固定して両手が使える状態で
運用をしていましたが、これら機器を使うことで
・指示書の出力を軽減できる
・指示の発生を手元の画面でリアルタイムに把握できる
・作業完了報告をその場で確定できる
・紙が必要ない
などのメリットがでてきます。また、このスマートフォンやタブレットの固体あたりの価格が
現在どんどん下がっていますので、一般的なバーコードリーダーよりも安価に設備を
そろえることが可能になってきました。
現在、1台5万円~8万円程度のスマートフォンですが、これが今後中国などの
メーカーの台頭により1台2~3万円程度にまで下がってくると思われます。
物流現場の中でのスマホ利用があたりまえになるのも、もうすぐかもしれません。
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