ベネッセ名簿流出
ベネッセコーポレーションの名簿が大量流出したという事件が発生しました。
ベネッセ情報漏えい:顧客DB再委託先から不正持ち出しか - 毎日新聞 http://mainichi.jp/select/news/20140711k0000m040137000c.html
個人情報保護法の制定後、個人顧客名簿を所有し、利用する企業はその扱いに細心の注意を払っています。
今回、委託企業から転売目的で名簿が流出したという憶測がされていますが、流失した名簿が具体的に利用された可能性があるというのが、他の流出事件と異なるケースかと思います。
こうした個人情報流出後、その情報が大量に再利用されたというのはあまり聞いたことがありません。
こうした流れを受けて、今後、ダイレクトメールを扱う発送代行企業には、その元となる宛名情報の出処についても、今後なんらかの確認などなされるかもしれません。
具体的には所有する名簿データ内に、利用する企業を特定するダミーデータなどを追加して
チェックが可能にするなどの対策がとられると思います。
今後は名簿会社からの名簿買取などもこのような対策で流出したものかどうかの判別を第三者機関が確認するシステムが作られるのではないでしょうか
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