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2014年7月 2日 (水)

子供服への紐とフード 安全基準見直し

繊研PLUSより抜粋

http://www.senken.co.jp/news/jis-childrens-clothing-safety/

日本工業標準調査会(JISC)は、6月23日の消費生活技術専門委員会でJIS・ⅼ4129「子供服衣料の安全性―子供用衣料に附属するひもの要求事項」を15年12月に制定公示、即日施行することを決めた。事故につながりやすいひも、フードなどの安全基準を定めたもので、JIS案は6月末にJISCのホームページ上で公開する。

日本工業標準調査HP
http://www.jisc.go.jp/
http://www.jisc.go.jp/newstopics/2014/2014_kodomofuku.pdf

7月1日の朝のニュースでも報道されていましたが、
子供服の意匠として人気のある、背面の大きなリボン、首周りの蝶しばりによるホルターネック、頭を覆うフードから出る紐の絞りなどについて、JIS認定されない方針になるそうです。

私も小さい子供を持つ親なのですが、たしかにこうした衣服から出ている紐状の意匠は
車のドアに挟まって子供が引きずられたり、子供用の遊具にひっかかって首を絞めたり
転倒して怪我をしたりする危険性があると思われます。

本来、こうした意匠のついている洋服はお出かけ用の服として使うため、こうした事故が
おこらない場所でしか使わなかったり、親の監視のある利用が多かったと思いますが
リボンや蝶結びのようなカワイイデザインが好まれたり、大人と同じような意匠を好む親が
増え、かつ、こういった込み入ったデザインの子供服が安価で購入できるような状況が
事故の増加および規制につながってきたのではないかと思います。

今後、こうした意匠を使う場合には、ある程度の引っ張りに対して、紐やリボン部分が
簡単に脱落するような仕組みを加えていくそうです。

こうした対策をした服であれば事故の可能性は減ると思いますが
元気に遊ぶ子供たちには動きやすい衣服を着せてあげることも大切ですね。

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