思い通りにならないから力が出せない?
サッカーワールドカップ 日本Xギリシャは0−0の引き分けとなりました。
報道では、「日本の実力が発揮できなかった」という論調が多いのですが
実力が発揮できない=思い通りに事が進まない、思い通りの事ができない
という事なのでしょう。
我々日本人が最近忘れがちな事だと思うのですが、基本、世の中思い通り物事が
進むなんてことはまずありえないということを再度認識すべきです。
スポーツに限らず、仕事でもそうなのですが、自分一人でできないことは
他人と協力して進める必要があるわけですが、考え方も能力も異なる相手に
あわせてなにかを成し遂げるというのは至難の技です。
何をして欲しいか、どうなりたいかということを常に確認しあって、
物事を計画して進めたとしても、
お互いの能力の最大公約数の分の力が成果として残るのがやっとという事が多いです。
しかし、日本の教育や仕事の中で、こうしたチームワークによる成果を上げている
といのは業種、業態、チームの形などみるととても限定しているような気がします。
一人でやる仕事なら上手くできる、思い通りできる、しかし他人と一緒に
やろうとすると思い通り行かない。
ある意味職人気質な事柄では素晴らしい能力を発揮できる人材が豊富なのかも
しれませんが、社会になじまずフェードアウトしてしまう人が多いのも
最近の日本人ならではなのかなーなんて思ってしまいます。
改めて再認識するべきは、世の中で思い通りになることなんて無いっていうことですね。
そして、思い通りにならないから力が出せないのではなく、そこまでの力で
なにが実現できて、どこまでの準備ができるのか、力の出せる最大公約数はどこまで
なのか把握をすること。
そうしないと、フラストレーションがたまるだけの人生になってしまいますからね。
« 気持ちのよい対応 | トップページ | 今 一旦終わる »
「雑記・雑談」カテゴリの記事
- 日経平均株価が過去最高(2023.05.31)
- 思い出の品物の価値(2023.05.29)
- アフターコロナの時代になります(2023.05.08)
- ひまわりユアハンズ会長 品川礼子 公募展入選のお知らせ(2023.05.01)
- 話題のChatGPT(2023.04.19)
コメント