見えないからこその責任と信頼
5月1日版 日本ネット経済新聞と、週刊 通販新聞の一面は
どちらも楽天で発生した二重価格表示問題について大きく取り上げていました。
これは、楽天社員が出展社に対して、二重価格表示を指示していたことが
楽天の調査によりわかったとのこと。
二重価格表示問題は、通常の価格表示を引き上げて表示を行い、
その引き上げた価格に対して大きな割引率で商品を販売していると
見せかけることです。
通信販売の利用は、利用者からすれば、
売り手の顔が見えない。
商品が届くまでどのような状態か見えない。
どのような環境で出荷されたのか見えない。
という、販売会社に対する信用を前提になりたっている販売方法です。
今でこそ、ネット通販を利用した商品の購入にこうした「見えない」ことでの
不安を感じることが少なくなってきましたが、それはここ十数年の間の
通販事業者や物流事業者の実直な働きやお客様への対応が
信頼として世間に認められてきたからだと思います。
こうしたお互いが「見えない」状態でも信頼がおける商取引が続けていけるには
今回のような不正はあってはならないことです。
このような事が今後起こらないような再発防止の仕組みと発生した場合の
ペナルティーを明確にして欲しいものです。
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